筋トレに関する資格を取得するとどのようなことが出来るかご存知ですか?
多くのトレーナーの方は、フィットネスクラブなどでスポーツインストラクターの仕事をしている人が多いと思います。
仕事をしていく中で、毎日トレーニングのことを考えて知識を蓄えているのだと思います。
そのような方からしたら、「今更資格を取ってどうするの?」
という意見も出てくるかもしれません。
しかし「その考え方はもったいないです」
既にトレーナーとして様々な筋肉や栄養に関する知識をお持ちの方も多いと思います。
目的は人それぞれですが、資格取得をする最大のメリットは、客観的に知識があることを証明できることです。
「フィットネスクラブでトレーナーをしています。」
もちろんこのように説明しただけでも、知識があることは伝えられるでしょう。
しかし、この証明はフィットネスにお客さんとして来てくれている人にのみ有効です。
なぜなら、そのフィットネスクラブに通っている、または、その人のトレーニングを受けたことある人には、説明できますが。
「今まだ誰にも教わっていない」または「これからどこかのフィットネスクラブ、パーソナルトレーニングを受けようと思っているという人」には、いまいち魅力が伝わりません。
「フィットネスクラブ」+「あなた」
この「あなた」がトレーナーとして出来るという客観的証明として資格があるのです。
もう既に知識を持っているところもあると思います。
さらに掘り深められる知識もあると思います。
資格取得には、「客観的評価」「あなたの力量」を証明できるというメリットがあります。
どのような人が筋トレの資格を取得するか
この筋トレの資格を取得する人は
- トレーナーをしている人
- トレーナーとして働きたい人
- ジムやヨガなどを経営している人
- 運動に携わる仕事の人
などが多いです。
筋トレの資格と言っても、運動に関する知識をみにつけるだけではありません。
- トレーニング後の回復に関する知識
- 日々の食事に関する知識
- 日常生活で取り入れやすいトレーニングの知識
- 現代社会の中で弱りやすい筋肉の知識
など、基本的なトレーニングの知識とともに、このような実践的かつニーズのある知識も身につけることが出来ます。
なので、実際に筋トレの知識を仕事に活かしたいという人だけでなく、日々の生活の中で行っているトレーニングの理解を深めたいという一般の人もいます。
資格と言うかたちで、学びやすくなったトレーニングの知識を一般の人も、学び始めているので、トレーナーとして働くにはその知識を知った上で個人で提供できることが大切だと思います。
是非、資格を取得し、あなたのちからで日本全国を元気にしていきましょう。
資格取得後にどのような道を歩むかを再検討できる
資格取得を実際に行った人たちの多くが、
個人のパーソナルトレーナーとして独立していく人もいます。
これは、フィットネスクラブで働くとともに、個人(あなた)にトレーナーになって欲しいというお客さんが増えたということです。
つまり、フィットネスクラブのトレーナーとしてでなく、個人の人柄や知識、力量をお客さんに認められ、是非あなたと契約したいという人が上回った瞬間です。
・フィットネスクラブのトレーナーとして働く
↓
・あなたにお客さんがつく
↓
・個人トレーナーになり様々なフィットネスクラブと契約
↓
・個人のトレーナーとして独立
とこのような流れで独立する人も多いです。
資格取得をすることで、今働いている場所だけにとどまらず、もっと幅人いお客さんをトレーニングで元気にできるのです!
また、資格取得後は、団体向けの講師や専門種目のトレーナーなど幅広い分野で、活躍できます。
資格取得で得た知識と資格という客観的評価によってより活躍の幅が広がることは間違いありません。
筋トレに関する資格の種類とオススメ
筋トレに関する資格には、様々な種類があります。
- 日本の協会が主催し認定している資格
- それぞれのジムやフィットネスクラブが認定している資格
- 自治体などが認定している資格
どこが認定しているかで、資格が変わってきます。
より専門的になればなるほど、認知はされにくいですが細かいことまで学ぶことが出来ます。
つまり
・日本〇〇認定資格→日本全国に共通する資格なんだ
・フィットネス公認→フィットネスの中ですごい資格なんだ
・専門的機械やトレーニング方法などの資格→専門的な知識を持っていそう
と相手は判断します。
なので、認知も多くされていて、基本ベースとなっている資格から取得したほうが良いと思われがちですが・・・
多くの人に認知されている資格を取るべきではない理由
「どの様な資格が多くの人に認知されているのか?」
と疑問に思われた方も多いと思います。
しかし、その順序は一見正しく見えますが、そこには最大の落とし穴が潜んでいるのです。
みんな持っている資格だけでは、差がないので分かりにくい
という落とし穴です。
もちろん多くの資格を取得すること自体を否定するわけではありません。
近年は資格ブームで様々な資格が増えています。
中には、通信講座を受けるだけで資格取得が可能なものであったり
無料の講習会で、資格認定されたりなど
「資格」そのもの自体の価値判断が客観的に判断しにくくなってしまっています。
例
トレーナーAさん「パーソナルトレーナーの資格を持っています!」
お客さん「トレーナーの資格を持っているですね!じゃあ具体的に何が出来ますか?」
トレーナーAさん「あなたのパーソナルトレーニングをサポートできます」
お客さん「なんだか漠然としているので、分かりにくい・・・」
・・・数日後他のトレーナーさんへ
トレーナーBさん「パーソナルトレーナーの資格を持っています!」
お客さん「・・・差がわからない。」
と「トレーナー」の資格を持っていることは悪いことではないのですが
トレーナーの多くの人が持っていて、お客さんから見て差が分かりにくいという問題が起きています。
「トレーナー」であることは前提条件として
具体的に何が出来るのか証明できる「資格」の方が今は有効なのです!
たとえば
トレーナーCさん「私は骨盤調整・腰痛セルフケアアドバイザーの資格を持っています」
お客さんA「腰痛を治すことが出来るんだ!私の悩みにぴったりだ信頼できそう」
お客さんB「私は腰痛はない。このトレーナーさんではないな」もちろんこの様な人もいます。
トレーナーDさん「私はヨガアドバイザーの資格を持っています」
お客さんB「そうそう、女性の多い環境でヨガを行いたかったの」
この様に、「専門資格」を持っていることで、グッとわかりやすくなります。
「多くのお客さんに対応できる方がいい」と思われがちですが、実はそうではないのです。
今の時代では「専門性」が問われます。
トレーナーAさん「パーソナルトレーナーの資格を持っています。」
トレーナーBさん「筋トレの資格を持っています。」
トレーナーCさん「骨盤調整・腰痛セルフケアアドバイザーの資格を持っています」
トレーナーDさん「ヨガアドバイザーの資格を持っています」
トレーナーEさん「食事指導の資格を持っています」
この様に並んだ時、どの人にお願いしたいと思いますか?
きっと「トレーナーC、D、Eさん」の様な専門家の中から、自分の悩みにあった人を選ぶでしょう。
この様に、現在の主流は「専門性」です。
「全体的に幅広く教えられます」という人より「専門的な分野に特化しています」の人のほうが専門的なことに関して時間を割くことも多く実績も多いので信頼されます。
複数のトレーナー資格がありますが、試験免除で取れるもの、無料講習で取れるものは一見楽に取れるので良さそうですが、
最近では手軽にネットで、情報を得られるため、「試験免除で取れるもの、無料講習で取れる資格」だということは簡単に調べられます。
つまり、「手軽に取れる=いい」というわけではないのです。
より専門的な資格を取得することを目指してください。
ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」では、一般的な資格ではなくより専門的な知識を身につけられる、通信講座が揃っています。
トレーナーに活かせる資格
- グッドエイジングHIITアドバイサー講座
- グッドエイジングヨガアドバイザー講座
- 快眠エクササイズインストラクター講座
- 骨盤調整・腰痛セルフケアアドバイザー講座
- リンパ系の資格
- 食事に関する資格
- メンタルをサポートする資格
この様な資格が活かせます。
あなただからこそ出来る分野の専門家となり、求めているお客さんに寄り添えるトレーナーになってください。
資格取得の通信講座はこちら→【ヒューマンの通信講座*『たのまな』】全国にスクールがある『ヒューマンアカデミー』の通信講座。講座は130以上!
資格以外にも経験しておくと良いこと
多くの人が「資格」取得がトレーナーへの第一歩だと考えていますが、
お客さん目線で考えてみると「資格」が全てではありません。
・〇〇高校の体育学部で体のことについて学んでいました。
・〇〇大学では解剖学を選考していました。
・〇〇ジムで3年間修行していて、お客さんがついたので独立しました。
など、過去の経歴も強みになります。
しかし今の年齢から、経歴のために「高校」「大学」へ進むのは難しいですよね。
知識を持っている人が、ジムへ修行というのもなかなかハードルが高く給料面もバイトと同等なのでなかなか厳しいと思います。
そこで、おすすめなのが「最新のフィットネス」「ヨガ」「ライザップ」など多くの人が知っている場所へ行き
自分自身がその経験をしてしまうことです。
高校は、年齢的に厳しい
大学は、年間100万円以上かかる。年齢的にも時間的にも厳しい
ジムでの修行は、低賃金での雇われは厳しい
しかし
人気の最新のフィットネス=経験+少ない予算
ヨガ=体への意識の高い人達のいるコミュニティーに入ることができる
ライザップ=多くの人が知っているジム。ライザップも経験済みで更にできることを提示すればかなりの差別化
のように、少ない金額、少ない時間でお客さん目線からよく見える経歴をつけることができます。
「資格」が全てではないのです。
最新のフィットネスやヨガへ行くと体の事に興味のあるコミュニティーに入ることができるのでそこからお客さんになってくれる人もいるでしょう。
ライザップは、有名ですが、値段等でやろうか、やらないか迷っている人が多くいます。そんなとき、ライザップ経験済みのトレーナーさんがいたら
「ライザップに行こうか迷っている人」にぐっと刺さります。
ライザップは35万円程度で、少々高く感じますが、ライザップがCMを打てば打つほど「経験済みトレーナー」の認知度も高まります。
その認知度の高まりとともに、需要が増えます。
この様に、他のジムとライバルになるのではなく、良い部分を吸収し、お客さんにとっても、自分にとっても
より良い投資先へ、お金を使うべきです。これが正しいお金の使い方だと言えます。
ライザップの料金の内訳についてわかりやすく書かれた記事があったので載せておきます。
【参考】ライザップの料金表と各種コース比較!費用内訳と安くなる方法を紹介!
自分自身に進んで投資することで、今後の角度が変わっていきます。
「資格」も選択肢の一つとして考え、今の自分がどんな価値を提供できるのか、また、過去にどんな経験をしてきたのか
その過去の経験を作る瞬間は今なのです!
進んで経験に飛び込み、自信の持てる経歴にしましょう!
自信がついたときには「トレーナー」としてもっと成功し多くの人を健康的にできます!