バイトは、気軽にお金を稼ぐ手段として最適な方法です。
いま流行りの三戸なつめさんが、テレビCMにでてるLINEバイトもかなり便利です。
バイトは、ちょっとお金がほしいときに、気軽にはじめられて気軽に辞められます。
まさにバイトのメリットとは、就職とはちがう「気軽さ」にあります。
バイトは、その職種、業界のことを深く知るには足りないけれど、その職種の表面的な部分を体感できます。
そのため、多くの人がいま現在もバイトとして働いていたり、バイトを探しています。
LINEバイトやフロムエー、タウンワーク、バイトルなど、バイト求人サービスもにぎわいをみせています。
それほどバイトがしたい人も、バイトに来てほしい人も増えているということです。
たしかに、バイトにはメリットがたくさんありますからね。
ん?
しかし、ちょっとまってください。
そのメリット、本当にメリットでしょうか?
よく考えたら、メリットがデメリットとも考えられます。
メリットとデメリット、長所と短所は表裏一体なのです。
一般的に「楽だ」と言われるバイトとは?
世の中には、「楽だ」と噂されている、定番のバイトがいくつかあります。
たとえば、漫画喫茶。
漫画喫茶での仕事内容は、受付、簡単な調理、マンガの整理・陳列、清掃などです。
基本的に座ってるだけだったり、なにもしない時間が長かったりします。
やる仕事は簡単なものですが、潔癖症の人には「清掃」がキツいかもしれません。
漫画喫茶では、カップルや、男の人の「事後」の部屋の清掃をしなければなりません。
他には、試験監督があります。
試験監督の仕事内容は、監督業務、問題用紙の配布と回収、カンニングの監視、試験をする際の注意事項の読み上げなどです。
このバイトは、スーツを着て長時間座りっぱなしだったり、立ちっぱなしです。
基本的には、漫画喫茶と同じくすることがない時間が多く、暇なので楽だと言われています。
「楽」とは本当にメリットか? 「楽」は必ずしも良いことではない
私が実際に経験した警備のバイトでは、基本的に「立っているだけ」です。
私は仕事内容を見て「なんだ、この楽なバイトは。立っているだけでお金が貰えるなんて」と思い、喜々として警備のバイトをはじめました。
しかし、私をまっていたのは楽園ではなく、地獄のはじまりでした。
「募集時の仕事内容が嘘で、本当はもっとキツい仕事だった」というわけではありません。
仕事内容に嘘偽りはなく、ただ本当に、「立っているだけ」でした。
「それなら楽じゃん」と思うかもしれませんが、本当に「立っている」だけで、だらしない姿勢で立ってはいけないし、誰とも話せない、スマホもいじれません。
とにかく暇です。足が痛いです。まさに拷問でした。
その後、私は警備を辞め、飲食店のバイトをはじめました。
その時はじめて気付きました。
「することがある」ことの素晴らしさに。
私たちが考える「楽なバイト」とは、仕事が少なく、暇な時間が多いことです。
私もそう考えていました。
しかし、暇は楽でも何でもなく、ただすることがなく、苦痛なだけです。
その間、時給は発生しますが、自分にはなんのスキルも身につきません。
楽なバイトをしていたことは、就職活動のときに、なんのアピールポイントになりません。
たとえ楽だとしても、自分のためになることはない
たとえ本当に楽なバイトだったとしても、おそらくそのバイトは自分のためになることは何ひとつないです。
ただ拘束された分だけ、時給が発生してお金が貰える。これだけです。
楽なバイトでスキルが磨かれることはありません。
「楽」ということはその作業は誰にでもできて、いつでも替えがきくということです。
さらに言えば、替えがきくバイトは、そのほとんどが時給はあまり良くないです。
どうせなら、自分のためになることで稼いだほうが絶対にいいです。
スキルを磨きながら稼げたら、一石二鳥です。いや、将来にかならず役立つので一石三鳥とも言えます。
楽なバイトより稼ぎながら、スキルを身につけるには「株」がオススメ
上記に記したように、どうせ稼ぐならスキルも知識も身についたほうがいいです。
コンビニでバイトしてもスキルや知識は身につきますが、そのスキルと知識はおそらくコンビニでしか役に立ちません。
そのバイトを辞めてしまえば、そこで得たスキルや知識は、まったく活かすことのできないスキルになってしまいます。
「じゃぁ、もっと良いスキルを身につけられるバイトをすればいい」と思うかもしれません。
しかし、そのようなバイトはもともとスキルをもっていなければ、受かることすら難しく、過酷なことが多いです。
そこで、私がオススメするのが、誰にでも始められて、スキルを身につけながら稼ぐ方法です。
それが、株です
株ならば、20歳以上という条件さえクリアしていれば誰でもはじめることができます。(一部の証券会社では、未成年でもはじめられます)
株式投資をして稼ぐのは、大学生にとって、もっとも理想的な稼ぎ方です。
経済の知識も株のスキルも身につき、さらにうまく行けば稼ぐこともできるからです。
株式投資は、かならず儲かるというわけではありません。
損になるときもあります。
しかし、それ以上に得るものが大きいのが株式投資です。
仮に、あなたが会社の面接官だとして、
A:1年間。コンビニでバイトをした人
B:1年間。株式投資を続けた人
どちらを採用したいと感じますか、どちらが魅力的な人間にみえますか。
私ならば圧倒的な大差で、Bの人を採用します。
知識もスキルも、もっと言えば行動力もあるからです。
株は難しそうだから無理?その考えは時代遅れ
株式投資がいいと知っても、実際にはじめるとなると普通は踏みとどまってしまいます。
株は一般人には敷居が高そう、知識がないと無理、やり方がわからないからできない…などなど。
そう思うのも無理はないです。
というのも日本は、アメリカやイギリスなどの諸外国と比べて個人投資家の数が少なく、投資になじみがないからです。
投資が盛んな国では、個人でもっている資産の20~40%が株式や投資信託です。
一方、日本はその割合が低く、持っている資産のほとんどが貯金や預金です。
2番目に多い資産は、保険や年金のための準備金です。
日本人は本当に備えという「転ばぬ先の杖」が大好きなのです。
しかし、そんな日本でも株式投資をする人が年々増加傾向にあります。
その背景には、良質で多様な金融商品・サービスが利用できるようになったことや、利用者にとって使いやすい金融システムがつくられ、「貯蓄から投資へ」という流れが強くなったということがあります。
そして、インターネットの利用が広まったことが強く影響しています。
いまや、投資はネットでする時代です。
インターネット証券が広まるにつれて、株式投資をはじめる人も増えてきました。
つまり、誰にでも、安心して、気軽に、投資をはじめられる環境が整ってきた、ということです。
昔と比べて、投資へのハードルが下がったことも事実です。
この機会に、あなたもネットで株をしてみるのがいいでしょう。
「楽」に稼ぐ方法はないが、「楽しく」稼ぐ方法はある
もうお気づきでしょうが、世の中には楽に稼ぐ方法なんでものはどこにもありません。
しかし、楽しく稼ぐ方法ならどこにでも転がっているのです。
人が楽しいと感じるとき、それは自分の成長が感じられたり、自分にとって役立つことをしているときです。
一般的に「楽」だと言われているバイトの正体は、ただ単にすることがなくて「暇」なバイトだとわかりました。
そんなバイトをしていても将来、自分のためになるスキルは何も身につかないので、しないほうがマシです。
その代わり、その空いた時間を株式投資で稼ぐために費やすことをオススメしたいです。
ただ時間を浪費するより、時間を生産的に使うほうが、よっぽど自分のためになるでしょう。